代表者紹介– Greetings –

代表者プロフィール

代表税理士

片山 康史

Yasushi Katayama

出身

1974年生まれ 兵庫県西宮市出身

経歴

  • 1999 東京大学文学部卒業
  • 1999-2006 日本マイクロソフト株式会社
  • 2006-2009 税理士法人PwC
  • 2009-2012 アルテスタ税理士法人
  • 2013-2018 TMF税理士法人
  • 2018- (事業譲渡後) プロビタス税理士法人

保有資格

  • 税理士
  • 中小企業診断士
  • TOEIC820点
  • 中国語検定4級

メディア掲載実績

  • 同友館 「中小企業のための超実践!消費税増税対策」(共著)
  • Kindle「税理士試験 一度も落ちずに短期間で確実に合格する方法」
  • 日経産業新聞 企業マネジメント最新トレンド 「消費税増税でも利益を減らさない転嫁の実現」寄稿

講演・セミナー実績

  • 2013年商工会議所経営相談員向け 消費税転嫁対策セミナー 商工会議所主催セミナー(全国各地)
  • 2016年商工会議所主催「中小企業者のための価格設定対策セミナー」
  • 2017年「国際税務の基礎」「フリーランスの老後を考える」
  • 2018年「国際税務の基礎」商工会議所主催「新事業承継税制セミナー」

代表者ごあいさつ

私たちの経験をお客様のために

税理士なんて安ければ誰でもいいよ、という声を聞いたことがあります。本当に規模が小さければ、どの税理士が担当しても結果は同じで、それであれば安い税理士がいいと思うのはよくわかります。

でも会社が成長して年商が3000万~5000万くらいになってくると、はたしてそうでしょうか?
事業を拡大すべきか、従業員を雇うべきか、教育はどうすべきか、現状でよいのか、 さらに成長すべきなのか・・・そのようなことを悩んだ時に、インターネットを見ても答えはありません。

経営状況や財務内容など千差万別なので、適切な答えを見つけることができないのです。その時に相談できる存在でありたいと思っています。

代表は、税理士になる前は、マイクロソフト社でSEをしていました。事業会社での経験、エンジニアとしての経験もあります。自分の会社の一部を事業売却したこともあります。
まだ若輩者ですが、常にお客様の立場に立って考えられるようにしたいと思っています。

我々も人を採用し、事業を拡大するためのマーケティングを行うなどの努力を続けていきます。
経営者の志向や価値観を把握するように努め、また最新の税務の情報や助成金などの情報収集を行っています。経営者が持つ悩みに対応できるようにするというのが顧問の責任だと思っています。

お客様の成功が最大の喜び

税理士には、作業しかしない人、節税が最も良いと思っている人、保守的すぎる人などがいると思います。いずれも悪いことではありません。それを否定するわけではないですが、私はときに悩んでいる経営者の背中をそっと押し、またあるときはそっとストップをかける存在でありたいと思っています。

税理士や会計事務所を単なる作業人としか考えていない、という方もいらっしゃいます。それは理解できますが、そのような方とはうまくつきあっていけないかもしれません。逆に昔ながらの税理士のなかには、お客様に”指導する”と今でもおっしゃる方がいます。しかし我々には、税理士の方が上だという考え方はありません。

お客様の仕事に対して常に敬意を払っています。敬意を払うことができる仕事をされている方しかお客様になってほしくありません。

私たちはお客様をパートナーと考え、お客様と共に成長できる機会を求めています。ともに成長できる関係性でありたいと思ってます。我々の経営理念は、”私たちの経験をお客様のために”、です。

税務は常にリスクがつきものであり、すべてが思い通りに行くわけではないですが、私たちの経験をもとによりよい解決策をともに考えあえる関係でありたいと思っています。これが私たちの考える税務顧問です。私たちの経験により、お客様がさらに成長することができるというのが、私たちの最大の喜びです。

代表税理士 片山 康史

プロビタス税理士法人の立上げとこれから

就職氷河期世代

私が社会人になったのは1999年。山一證券が倒産するなどバブル崩壊のあおりをモロに受けた時代に就職活動をしました。「会社が倒産しても職にあぶれないスキルを、若い時から身につけたい」をいう想いでマイクロソフトに入社しました。

閉塞感

時代はWindows全盛。自分の仕事が社会的に意義のあることを感じていました。しかしその一方、会社の規模が大きくなるにしたがって社内調整などが多くなり、この仕事は一体誰のための仕事なのか、何に役立つ仕事なのかわからなくなることを感じました。

忙しい毎日の中で「このまま30代を終えてしまうのか、40代になると自分はどうなるのだろう?」ということを常に不安に思っていました。30歳を境にして閉塞感を感じるようになり、新しい環境に身を置いて挑戦したいという気持ちが日に日に強くなりました。

転機

マイクロソフト社在籍中に簿記の勉強をする機会がありました。以前から経営に興味があったこともあり、それをきっかけに簿記の勉強にのめりこむようになりました。「会社が倒産しても職にあぶれないスキル」としての税理士に興味を持ち、簿記の試験の延長で資格試験の勉強を始めました。

転職

今から考えてもマイクロソフト社は理想の職場であったように思います。その環境から去ることについてはずっと悩みましたが、閉塞感から脱却したい、会社にしがみつかない40代になりたいという想いから、32歳のときに未経験者として税理士法人プライスウォーターハウスクーパース(現税理士法人PwC)に転職しました。

税理士試験の勉強を始めた時期から、将来は独立して自分の力を試したいという想いが強くなっていました。また、まだ30歳代のうちに一度チャレンジしたいとも思うようになりました。40歳代になると、体力も落ちるのとともに、自分の思考に柔軟性がなくなり、新しいことに挑戦できなくなるのではないかと思っていたからです(実際はそんなことはなかったですが)。

下積み

30歳の超えてからの転職は、想像していたより大変であったように記憶しています。未経験ゆえの慣れない仕事、全く今までと違う仕事観、年下の上司などで、転職直後は随分と体重が減りました。

しかしその時の下積みの経験が今の自分を支えていると思っています。税理士法人PwCはBig4と呼ばれる国際的会計事務所の一つですが、国際税務に強みがあります。海外の方に税務サービスを提供するのは最初は大変でしたが、その経験によって国際税務の基礎知識を得ることができました。下積み時代に学んだことが自分の力になっているのは間違いありません。

起業

2013年の2月に起業しました。すべてが思い通りにいっているわけではありません。しかしながら、サラリーマン時代には感じることができなかった刺激を受けながら、日々成長していることを実感できていることに満足しています。

転機

2013年に設立した会計事務所は順調に成長していましたが、途中でその成長がとまってしまう事態が発生しました。今にして思えば余裕がなかったのだと思います。ただ修正することも難しいことと思い、他の会計事務所に事業譲渡(M&A)をしました。

今後

私の目標は、「自分の知識と経験で皆を幸せに」です。自分の経験値を高めるために、今後は海外進出を目指しています。

最後に

安定したサラリーマン生活を捨て、現在の企業に至るまでの過程で、非常に多くのことを学び、時には失敗し、時には想像以上の成果を上げることができ、人間として成長することができたように思います。

現在閉塞感を感じ、将来起業を志している方に、この経験をお伝えしたいと思うようになりました。また自身の事業譲渡(M&A)の経験をしている稀有な税理士だと思っています。これからM&Aをしようと考えられている方に、私の経験が役に立てば幸いだと考えています。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。