✈️ BOKS international ニューヨーク年次総会レポート:世界の会計・M&Aの最前線とプロビタス税理士法人の挑戦

1. ニューヨークへ!BOKS International 年次総会に参加
先日、プロビタス税理士法人が所属する国際ネットワーク「BOKS International」の年次総会(Annual Conference)がニューヨークで開催されたため、現地から帰国したばかりです。
今回はソウル経由でニューヨークへ向かい、往復で合計17時間(ソウルまで2時間、ニューヨークまで15時間)のフライトとなりました。普段の業務と並行しての参加は非常にハードですが、この刺激的な機会を逃すわけにはいかず、今回で4回目の参加となりました。(過去にはトロント、バルセロナ、パリに参加しています。)



💡 BOKS Internationalとは? 世界72か国、121事務所が所属する弁護士・会計士のグローバルネットワークです。日本からは当事務所(プロビタス税理士法人)が唯一のメンバーとして参加しています。
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2. 広がる交流:スポーツは世界共通語
今回も世界中から多くのメンバーが参加し、会場は活気に満ちていました。過去の参加経験から顔馴染みが増え、少しずつ他愛のない会話もできるようになりました。
海外メンバーとの雑談で鉄板となるのは、やはり「スポーツ」です。サッカー日本代表や大谷翔平選手に関する話題は誰もが知っており、会話のきっかけ作りには本当に助けられています(彼らには感謝しかありません!)。
個人的な今年の目標は「絶対に全員と話す」ことでした。夜のディナーなど社交の場でも積極的に話しかけ、関係性を構築することができました。


3. 米国の最先端ビジネスコンサルティングに衝撃
ホスト国がニューヨークの事務所であったため、総会の主要な議題はアメリカの税制に関する話が中心でした。業務上、ある程度は把握していましたが、議論は最先端の内容であり、「もっと事前に勉強しておくべきだった」と痛感しました。
特に興味深かったのが、弁護士・会計士事務所にコンサルティングを提供する会社によるプレゼンテーションです。彼らが開発したシステムでは、従業員の業務時間分析、生産性向上による利益率の改善などがデータで把握できるとのことでした。
例えば、繁忙期にどの業務をどれだけフィリピンにアウトソーシングすれば最も効率的か、システムで計算できるそうです(最近はフィリピンの人件費上昇を受け、インドや南アフリカのバージョンも計算可能とのこと)。これを聞いて、**「この経営効率化のスピードとレベルでは、アメリカには勝てないな」**と、正直なところ、悲しくなりました。
AI活用については、「Bule J vs TaxGPT」というセッションがありました。少なくとも日本よりは、AIの活用が進んでいるようです。例えばアメリカは州によって税制が全く違います。AIによって、適切な回答を得ることができるようです。また監査のプロセスでもAIの活用されていることが紹介されていました。
4. クロスボーダーM&Aと日本市場の課題
現在、当事務所がドイツのM&A案件に取り組んでいることもあり、そのドイツの会計事務所メンバーとも具体的な情報交換を行うことができました。

このような国際的なネットワークは大変魅力的です。しかし、私自身の課題も感じています。
- 人手不足と多忙さ: 日本の会計事務所は一般的に小規模で、日々の業務に追われ、海外のメンバーに積極的に日本の魅力をアピールしたり、ネットワークを十分に活用したりする時間がなかなか取れないのが実情です。
- M&Aの苦戦: 残念ながら、クロスボーダーM&Aの仕事はほとんど進んでおらず、BOKSのDealSuiteに案件を登録できていません。日本のM&A取引の慣習(Mandateが必要な点など)が海外ネットワークのスタイルと合わない抵抗感があることも、要因の一つです。
5. 世界の中心で感じた感動
会場はタイムズスクエアの近くでした。学生時代に訪れて以来、約30年ぶりのタイムズスクエアでしたが、そこに行くとやはり「ここが世界の中心だ」という感動を再び感じました。
英語力には不安がありますが、「いつかニューヨークで仕事をしてみたい」という憧れの気持ちを新たにすることができました。
今回の総会で得た刺激と知識を、今後のプロビタス税理士法人のサービス向上と、グローバルな取引に挑戦するクライアントへのサポートに活かしてまいります。








かっこいい写真だけを掲載していますが、実際は必死のパッチです

