はじめに
「海外の親会社がM&Aするらしい。でも日本の子会社のデューデリジェンスはどうするんだろう?」
そのようなことはありませんでしょうか?M&Aする際には子会社のリスクのアセスメントも必須です。ただそのようなことができるのはBig4のみ。非常に高額になってしまい、断念することもあると聞きます。そこでプロビタス税理士法人のサービスをご紹介いたします。
(1) デューデリジェンスの分野
以下に一般的なデューデリジェンス(“DD”)のサービスを紹介します。これらのDDは、特定の業務やリスク領域に特化した専門家やコンサルタントのサービスを利用して行われます。
- 財務DD: 会計情報、財務状況、税務、契約などの分野を評価し、財務上のリスクや機会を提示します。監査ファームやコンサルタントがこれを実施します。
- 税務DD:税務申告書等を評価し、税務上のリスクを提示します。
- 法務DD: 法的なリスクや契約条件、訴訟リスク、知的財産権などを評価し、法的コンサルタントがその分野で調査や評価を行います。
- 業界/市場DD: 業界の動向や市場のポジショニング、競合他社分析を含む市場調査を行います。業界専門家やコンサルタントが関与します。
- 人事・労務DD: 従業員の契約、雇用条件、人事リスク、組織文化などを評価し、HRコンサルタントが担当します。
- 技術/ITDD: ITインフラ、システムのセキュリティ、技術負債などを評価し、専門家やテクニカルコンサルタントが調査を行います。
(2) 海外親会社同士がM&Aする場合の日本子会社の取り扱い
海外の親会社がM&Aする際に、日本の子会社もM&Aの対象になります。その場合、日本の子会社もデューデリジェンスする必要があります。
海外法人同士がM&Aする際に、これらの専門家やサービスプロバイダーの協力を得て、日本子会社の詳細な情報を収集し、リスクを最小限に抑えることが重要です。
ただその際に英語でDDレポートを作成し、また英語で報告することができる会計事務所は多くありません。したがって日本子会社のDDの必要は認識しながらも、DDを実施せずにM&Aのプロセスの進めているという話もよく聞きます。
(3) プロビタス税理士法人の外資系企業日本子会社向けデューデリジェンスサービス(“DD”)のご紹介
プロビタス税理士法人は、以下の分野のデューデリジェンスレポートを英語で作成することができます。
- 財務デューデリジェンス
- 法務デューデリジェンス
- 人事・労務デューデリジェンス
簡易的なレポートであれば100万円からご提供しています。もしご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。お見積もりをさせていただきます。
(4) 日本親会社が海外子会社のデューデリジェンスする場合のサービス
いままでは海外親会社が日本子会社を持っていて、その海外親会社がM&Aする際に、日本子会社に対するデューデリジェンスのサービスのご紹介でした。
逆に、日本親会社がM&Aする際に、買収先企業が海外子会社を保有している場合、その海外子会社のデューデリジェンスをしたいというご要望もあるかと思います。
プロビタス税理士法人は全世界で100以上の会計・法律事務所が加盟しているBOKS internationalに属しております。
海外子会社のDDのために、現地の会計・法律事務所をご紹介することもできます。そして日本語でのDDレポートをご提供いたします。
海外での会計・法律事務所を探しているという方はお気軽にご相談ください。